こどもミュージアム春休み★KID’sラボ★レポ #3

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続けて、3月26日 2日目
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★KID’sラボ★レポ #3
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まちをつくろう!ロボットプログラミング体験

今まで、こどもミュージアムは低・中学年向けでしたが、
KID’sラボは、中・高学年向けに難易度が少し高くなっています!

何かを「やってみたい!」というその先に、誰の笑顔が見えるかな?
現実で、誰かが喜んでくれるための「創造力」を育みたい♬

そんな想いが私たちにあって、
こどもミュージアムではお馴染みロボ団(安達義一先生)、
起業家(株式会社ガクトラボ代表取締役  仁志出憲聖さん)、
加賀市で起業家支援を務めるコーディネーター(岡田裕介さん)の
コラボ企画として★KID’sラボ★が誕生しました!

起業家って?社長って?

子ども達は、よくわからないなりに、

その醸し出される「起業家」のパワフルなエネルギーを感じていたと思います。
先生も、子ども達も元気いっぱい♡朝から会場の熱気がすごかったです。笑

今回は、私たちの住んでいる野々市市「まち」の未来をデザインせよ!
というミッションからスタート。

「誰のために?何を?」

ある程度、講師の導きはあったにせよ、
・高齢者 未来に生きる人のため 盲導犬をつくる
・車いすの人のため 物を運ぶドローンをつくる
・生物のため 新型の監視ロボットをつくる
・障害者のため 空飛ぶ車椅子をつくる
・高齢者のため バーチャル温泉をつくる  などなど

誰かのために真剣に、子ども達のやさしい議論と、
クリエイティブなアイディアが、そこにはありました♡

話し合いの後は、それをつくってみよう!手を動かしながら考えてみよう!
ということで、牛乳パックを主とした材料で工作タイム。

限られた材料と、限られた20分という時間で、
子ども達が、感じて、考えたものが、次々とつくりだされていきました。
カタチになって表現されていくスピード感とクオリティの高さにビックリ。

そして〜、続いてのミッション!
未来の野々市を走る「人にやさしい」自動走行車ロボットを開発せよ!

ロボットを組み立て、チームで開発を行います。
起業家やコーディネーターも、子ども達のサポートにはいります。

休憩中に、「漢字」が大好きだという男の子が、私に・・
「あの社長の名前なんやったけ?」と聞いてきたのです。

「けんせいさん だよ」と答えると、「あ、そうだった」とパソコンで
「憲聖」と変換し、「こうだよね?」と嬉しそうにしている。(笑)続きは後ほど。

自分たちで、考えて、つくったまちで、自分たちで開発したロボットを走行させます!

開発は、はじめはうまくいかなくて当たり前。
うまくいかないところは、どうだめだったのか?次はどうしたらうまくいくのか?
を、一生懸命考え、改善を続けていきます。

「あ、そっか〜」と走ってパソコンに戻ったり、
「え〜、なんで〜」とチームで考えたり。

達成が嬉しすぎて、ぴょんぴょん飛んだり。
目的達成のために、前のめりでエネルギー全開の子ども達、サイコーです。

木・KID’sラボの会場であるカレード、4月にOPENするカミーノ・1の1nonoichi・市役所
の手作り模型(スタッフ宮本の力作♡)も最後にプラスして、未来の野々市が完成!

開発したロボットを走らせ、自分たちがどんなまちをデザインしたのか
それぞれ改めて発表しました。

今回、もっとやりたかった、もっとこうしたかった、という悔し泣きをする子が数名いました。
チームで他者と関わりながら開発を進めたり、
時間内に創造を完了させる難しさの経験ですね。
どう気持ちを切り替えて、次にどう生かすか! とっても素敵な涙です。

「憲聖」と漢字変換していた彼。最後は先生に背後から抱きついておりました(笑)
子ども達が素直に「先生、好き〜」と表現することも、とっても素敵。
こんな大人になりたいという「憧れ」という気持ちそのものが、その子にとっての成長の芽だと思います。

また夏休みも引き続き★KID’sラボ★開催することが決まりました!
野々市にまた来てくれるよ〜 また会えるよ〜

ロボ団の安達先生も社長です。
「こうあったらいいな、楽しいな、面白いな、ということを自分たちでつくっていく」
ということを子ども達に伝えていました。
その全力・本気度、毎回、私たちもしっかりと受け取っています。
私たちも「こどもミュージアム」をつくり続けていきます♡

ぼくたち、わたしたちが、自分たちでつくった野々市市だぞ〜
と、写真から伝わってきますね!
「できた!」という、その小さな自信を少しずつ積み重ねていこうね^^

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KID’sラボ講師陣と、代表の高橋。
爽やかに記念撮影♬ (KID’s  人文字の つもり・・笑)

最後に。

今回、キャンセル待ちの参加希望に添えるよう講師のみなさまに増員にご対応いただきました。精一杯調整したのですが、まだキャンセル待ちの子が数名残ってしまい、お席が準備できず、残念な思いをした子がいたと思います。ごめんなさい・・・

そこで!!
次回の夏休みは、こどもミュージアムはもちろん、少しやり方を変えて一度に100名の受け入れが可能な、面白い学びの場を企画しています♡

自分たちの住むまちを、自分たちでつくる。自分たちで面白くする。

こどもたちを真ん中に、地域のみなさまと一緒に、子ども達の「好奇心の爆発!」を支えていけたらいいなぁと思っています。

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