こどものまちBomBomTown2020 ボンボン商店街★レポ

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ボンボン商店街 こどものまちBomBomTown2020

こどもがつくる こどものまちBomBomTown 2020 は、
規模縮小、内容変更とはなりましたがボンボン商店街として大盛況のうちに終了しました♡

今年は、3〜6年生(40名)は起業家としてお店を出店。
たくさんの小学生起業家の挑戦する姿が眩しかったです★

1・2年生(20名)は、お買い物と、お仕事体験(おまわりさん、銀行、アナウンサー)を楽しみました。

コロナ禍で状況が二転三転し、やり方を変えるという挑戦には少々緊張感はありましたが、
子ども達の主体性を育み、やってみたい!の解放の場 であることに違いはなく、
60名の子ども達の好奇心が、それぞれに大爆発していました♡

2年目を迎えられたことに感謝の気持ちでいっぱいです。

ボンボンセンター(お仕事体験)

今年は1・2年生のみ、お仕事体験ができました。
おまわりさん、銀行、アナウンサーの3種類。

安心安全を見守る、給与をわたす、両替をする、全体にお知らせすることは、商店街に必要なお仕事です!
お仕事をして稼ぐことはもちろん、その仕事がこの商店街にどう役に立っているのか、つながっているのかを体験を通して学んでいきます。

アナウンサーは「何か伝えてほしいことはありませんかー?」と積極的にお店にヒアリング行く子もいれば、
原稿を練習してもマイクを前にすると緊張して深呼吸する子もいました。お仕事する、いい緊張感ですね。

今年は1・2年生のみのお仕事体験だったため、
高学年のお兄ちゃんお姉ちゃん達が、助けている様子があり、微笑ましかったです。
とても優しい雰囲気が漂う商店街でしたよ♡

お仕事体験したい子が一時期、殺到したため、急遽「デザイン工房」の受付のお仕事も追加されました。
まち(今年は商店街)が変わっていく様子が、こどものまち らしく、
規模縮小されたとはいえ、お仕事体験が少しでも残せてよかったなぁと思えた瞬間でもありました。

1・2年生のお買い物体験では、はじまってから数分後に「お金を全部使ってなくなっちゃった!」と
ボンボンセンターに来る子がいる一方で、なかなか買い物ができず、ずっとお金を持っている子もいて個性爆発。(笑)

それぞれ、自分の選択に責任を持つこと、学べたかな〜

40名の小学生起業家 誕生

自分の強みや得意、好き、を活かして、40名の小学生起業家が生まれました

個性溢れる出店には、一人ひとりのストーリーがあります!
子ども達のイキイキと輝いていた姿や、成長した様子など後日改めて発信したいと思います。

(保護者アンケートのご協力も宜しくお願い致します。)

物販、ゲーム、ワークショップ、クイズ、など、それぞれの想いや工夫が伝わってきました。
どうやったら売れるか考えて、後半は動きが深まっていきます。
割引券をつくる、声かけする、営業する、値引きする、陳列を変える など。

お店が忙しすぎて全く買い物できなかったという子もいたようなのですが、
お店を少しお休みして、お買い物を楽しむ時間も、それぞれの好きなタイミングで好きなだけ

売上をちゃんと計算して、アルバイトを雇ってもいいかと聞いてくる子もいました。
経営者ですね!!

こうして実際に起業し「つくる側」「売る側」の視点を持つ体験はなかなかできません。
この体験を通して、つくる側、消費する側、どちらの視点も持った上で選択する力を身につけてほしいなぁと思います。

去年はなかった「ステージ」の活用では、「投げ銭」で稼ぐことができました。
歌手、ダンサー、クイズ大会、など、大いに盛り上がりました!

同じ小学校同士、運動会で踊ったダンスからはじまり・・・
ついには、1・2年生もステージで稼ぐという想定外(笑)
一生懸命踊って、みんなに喜んでもらって、楽しく稼ぐという新しい体験だったのではないかと思います!
本当に可愛かった♡♡

お店を開店してみて、足りないものは、デザイン工房にて調達できました。(2階の実習室)
平日夕方にOPENしていたデザイン工房には、参加者の7割の子が来てくれたこともあってか、
デザイン工房の活用の仕方がよくわかっている子が多く、手際よく作業しているのが印象的でした。

商品が足りなくなった子は、商品を作り込んでいる様子も!

休憩所では、小さなベンチに座り、お友達同士で何を買ったのか見せあったり、学生さん達とおしゃべりしたり。
お買い物の合間には、こういう時間、女子には必須ですよね。(笑)

振り返り

楽しかった!だけではなく、どういったことを頑張ったのか、来年はどうしたいのかなど、
丸谷研究室の学生さんが中心となって、最後はみんなで振り返り。

子ども達から回収したアンケートからは「もっとやりたい」という気持ちが詰まっていました。
売れて嬉しかった、体験が楽しかった気持ちのほかに、

・友達ができた
・またこのメンバーで出店したい
・3年生になったらお店をつくりたい
・中学生になってもこんな面白いことしたい
・カミーノ 全体でやりたい   etc・・・

先輩への憧れから挑戦する意欲が生まれて、
同じ志を持った友達ができて、
来年も!という期待が伝わってきます。

そして私たちは、「中学生部門」ユース世代に対しての事業を進めていくことを決意しました。
詳細は随時お知らせしてきます!

この子たちが高校生になったら、運営側、スタッフ側にまわり一緒に活動できる日を夢見ています。

子ども達が真ん中で、その周りには大学生のみなさんがいてくれます。
こども・わかものが真ん中のまち
最後、一番後ろから見ていた景色が、理想そのものだなぁとシャッターを切りました。
未来をつくる、こども・わかもの達の可能性はどんどん伸ばしたいですね!

最後に

今年も、専門の視点から、はぐネットと一緒にこどものまちBomBomTown ボンボン商店街をつくってくださったのは、
金沢大学 人間社会研究域 准教授 丸谷耕太さんはじめ金沢大学丸谷研究室の皆様と、
株式会社ガクトラボ 代表取締役 仁志出憲聖さん(けんせい先生)。

起業家教育、まちづくり、当日の運営など、本当にお世話になりました。m(_ _)m

朝から、丸谷先生のマネジメントのもと、エネルギッシュに準備する大学生たち。
頼もしかったです。

開始前の待機室では、1・2年生と一緒に過ごしていただきました。
大学生のお兄ちゃんお姉ちゃんの存在は子ども達にとって、とても嬉しい!

子ども達に寄り添いながらも、起業家としての鋭いアドバイスが素敵な けんせい先生。
すっかり子ども達の人気者。

こども会議での起業家のゲスト(写真 右)▼
合同会社Origami代表の安達義一さん(あだち先生)も遊びに来てくれ、成果を見届けてくれました!

野々市市の子ども達のために、みなさん一生懸命に考えて当日も最後まで一緒に頑張りました!
本当にありがとうございました!!!

参加された保護者のみなさまには、
お家での様子などを教えていただきたく後日アンケートのご協力をお願いしたいと思っています。
引き続きどうぞ宜しくお願い致します。

子どもを真ん中に手をつなごう。HUG NET

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