こどもミュージアム夏休み★音楽×アート×巨大であそぼう★あかコース レポ

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こどもミュージアム2日目からは、対象は、小学校1年生〜4年生。

【あかコース】音楽×アート×巨大であそぼう

音楽(音楽を描こう♪)

金沢星稜大学こども学科 連(むらじ)先生。子ども達を一瞬で音楽の世界に惹き付け、ふんわりとした雰囲気の中で、テンポよく前に進む導入は、いつ見学しても、体験しても心地が良いです。

音を感じて、身体を動かして、初めましてのお友達とも触れ合っていく。はじめは少し照れ臭くっても徐々にほぐれていくんです。繊細な滑らかなメロディーが聞こえたら、ソロソロ〜と優雅に動き、激しく強いメロディが聞こえたら、ドタバタ走り回っていく。何も教えていなくても、「音」を聞き分けて身体で表現しています。

今回は紙コップを使って、いろんな音やリズム、表現を体験しましたよ。身近な素材での「音」を楽しみました。

「シンコペーテッド・クロック」の音楽に合わせながら、音楽をアートで表現します。とーーーーっても長い模造紙に、30名が並び、クレヨンで、聞こえた音を点や線で表現しました!

「自由でいいんだよ」というと、恥ずかしくなっちゃったり、難しいと感じる子がいるようですが、「ここでは何を表現しても◎」ということが空気感としてあったのでしょう、最後は1人残らず参加して、音楽アートの世界となりました♡

 

アート(ペーパークラフト 立体アート)

元小学校校長・元幼稚園園長でもある図工の大宮先生。長年、子ども達と触れ合ってきているその経験値と貫禄は抜群の安心感・安定感があります。

シンプルな画用紙や、ヒモ、廃材だけで、立体をつくっていくアート。

立体の作り方をちょっと学ぶだけで、難しそうに手がとまっていた1年生もしっかり作品をつくっていましたよ。箱からはみ出て表現している子、箱の中で繊細に自分のイメージをカタチにしている子。

素材を選ぶ表情がみんな真剣で、静かにはじまって、イメージが見えるカタチで出来上がってくると、達成感と共にどんどん笑顔になっていき、会場が賑やかになっていくんです。

古着のハギレの模様から、次のイメージが湧く子もいて、何がキッカケで創造が生まれるかはわかりません。

いつもアートの素材は、何を準備するのか迷うのですが、その時々の素材との出合い、閃き♡

「あ、ひらめいた〜!」と、子ども達の目から★⭐︎星が散っているのを毎回みていると、限られた材料で最大限の工夫をするというのも、想像力や考える力が鍛えられるなぁと感じます。

巨大であそぼう(巨大風船・巨大新聞)

ホール全部を使って、ひたすら新聞を巨大につなげていくという単純なあそび。

このシンプルな中に、「みんなでやらなくては、完成しない」というチームの面白さがありました。限られたガムテームの取り合い喧嘩があったり、思い通りにならないと大声を出して怒って指示をする子など、自分のやりたい!と相手のやりたい!がぶつかってしまう、チームで創るという難しさ。

反対に、達成に向けてみんなで協力して、「並べる係りと、貼るかかりと、わけよう」と役割分担して進めていたり、「スッゲーーーーーーーーーーー」と叫びながら、巨大さに感動して隅から隅まで走っている子がいたりと、30人がいるからこそ、できること、仕上がった時の喜びを一人ひとり噛み締めていたと思います♡

本当は、パラバルーンのように、床から浮かせて遊びたかったのですが、想定外にガムテープがたくさん床にくっついておりまして・・・・もぐらたたきの、遊びに変更(笑)もぐる、穴をあける。その繰り返し。実に!楽しそうでした!!!!

お片づけも、遊ぶプロセス。最後は、ぶわーーーーーーーーーーーーーっと♡新聞まみれ。

最後は巨大バルーンで遊びました。「まだ触っていない子がいるから、あの子にパスして」と優しい配慮があったり、走るとぶつかって危なから、ルールは守ろうという子ども同士の声かけが、なんとも嬉しかったです。

こんなにでかい風船をあまり普段さわったことがないので、最後はフワフワボヨンボヨンの感触を楽しみ、2日目は終了しました〜

▼ こどもミュージアム夏休みレポ ▼

1日目 KID`sラボ ロボットプログラミング

2日目  音楽×アート×巨大であそぼう

3日目 笑学×サイエンス×こども哲学

4日目 写真遊び×アート×お菓子の家づくり

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