こどもミュージアム冬休み★あかコース(音楽・アート・伝統)
こどもミュージアム冬休み2日目は、低・中学年コース!
12月26日あかコース(アート + 自由あそび(伝統で遊ぼう九谷焼) + 音楽)
★アート (“透明板に正月を描こう”というテーマではありましたが「好きなもの描いていいよ」となりました!)
プラ板は、オーブンであたためると、縮まって固まる!という体験をしたことがある子は多いと思いますが、今回は、「透明の板にアート」をしました。
透けるものに描くという体験は意外と日常にないものです。白色のポスカが映えますね。
透けることを確認しながら描いている様子が印象的でした。透かして見ながらどんなことを考えているのかな〜♡何が見えたかな〜♡
ポスカは、一気に色が流れ出てくることがありますよね。垂れてしまったから「花火」にしたんだよと話してくれた子がいました。それを活かして作品として仕上げていく発想力、柔軟性♬気持ちを切り替えて、やり切る力に感動です。
背景に、画用紙で色を重ねると、描いた絵の表情が変わってきます。 どの色が合うかな〜と選んでいる顔は真剣! 自分のイメージに合った色を自分で選び、みんなに完成した作品を披露しました!
★自由あそび(伝統であそぼう 九谷焼)
遠隔地に置いていある九谷焼を観察する、模様を覚える、プラスチックのお皿に模写をする。
というゲームをチーム戦で行いました。
最初のルールは1人1回お皿を見に行って覚えて描こうというものだったのですが、ちょっと難しかったようだったので、先生がお皿を見せに来るヒントタイムを設けたり、何度も見に行ってOKのルール変更したり。(こども達の様子をみて臨機応変に対応できるスタッフです(^^))
「黒で描きたいのにペンに黒がない!」それは九谷焼きは5色の色しか使われてないからだよ~紺青って色なんだよ。
「裏の漢字、土と夕みたいのやったー」綾という漢字が描かれていたのですが、まだ低学年では読めないし書けない(笑)
漢字や細かい模様を、何度も手本を見に行って観察している姿が印象的でした。
「犬描くし、そっちの松描いて」「色確認してくるわー」チーム戦ならではの、協力や役割分担の作業も発生します! 中学年の子がリーダーシップを発揮していました。
こちらが、完成版!上手です!
日頃、こんなに伝統工芸品をじっくり観察することはないと思います。観察力に圧巻♡
最後は、
★音楽(クリスマスソングを10倍楽しむ アレコレ)
子ども達の興味はそれぞれ違いますが、音楽の時間がはじまると、みんな一斉に集まれる!
先生とも、はじめてあったお友達とも一気に距離が縮まります! みんなニッコリ。
隣のお友達の膝を同じテンポで数を減らしながら交互に叩くゲームからはじめました♫
身体でテンポを刻むことになれてきたところで、赤鼻のトナカイを歌って、歌い終わったところでリズムを叩きます。 まっかなおはなの~タンタン ♬
歩きながら歌い終わったところで近くのお友達と手を叩いてみよ~これもみんな一生懸命!
少し大股に歩いたり、音楽にあわせて、いろんなお友達みつけて手を叩いていて可愛かったですよ。
聞こえてくる音色・テンポ・リズムから、一人ひとりが、それぞれ感じ取り、身体を自由に動かします。部屋全体使ってみんな元気いっぱいスキップしていました♫
身体も温まったところで、赤鼻のトナカイをハンドベルで演奏!テーブルに並んだ8つのベルを4つずつハーモニーに分かれて演奏するという、難しいもの。一つのフレーズごとに後ろの人と交代!と説明した段階で、クルクル交代の練習がはじまりました!
まっかなおはなの~リンリン♫ トナカイさんが~リンリンリンリン♫
お見事!リズムピッタリ、ハーモニーも4人ずつできれいになり、みんな大満足でした!
次は新聞紙が登場!先生が新聞をちぎる音で曲を奏でます、この曲なーんだ?
ビリビリビリ~とちぎる音だけなのに、ほとんどのお友達がすぐ、ジングルベルだぁ、と!
一枚ずつの新聞紙で、”ジングルベル”のリズムでちぎっていきます。必ず前に進む音楽ですが、必ず終わりがあります。新聞の長さを計算しながら、見通しを立てる力が育まれますね。
だんだん上手にちぎれるようになり、気づけば雪のような新聞の山。
最後は、きれいなジングルベルの演奏にあわせて雪のように、ふわ〜と遊びました。
心踊る子ども達の笑顔が最高でした♡