【zoomレポ】こどもミュージアム★アート鑑賞

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おうちでできる★こどもミュージアム

3月21日は、KID’sラボ・こども起業家教育プロデューサーとしてお世話になっております、ガクトラボの仁志出先生(けんせい先生)がzoomオンラインに入室されました。

今回zoomの活用は、”お友達や先生とつながる体験”が目的でスタート。

おうちでできるバージョンに、急遽企画変更になった当初は想像が全くできませんでしたが、zoomを遊びながら使うことで、子ども達は操作に慣れ、何が楽しく、どう面白いのか、明確になってきたんです。たった1週間で。

2次元×対話の学びを即興でやってみたくなりました。そこで!!

けんせい先生に、「画面をじっとみるオンラインならではの、アート鑑賞プチ講座ってできませんか?」と無茶ぶり。前日に、です。(笑)

けんせい先生は、アーティスト血筋。”画家”のご家族がいらっしゃいます。
即興のプチ講座はとても面白く、これからの”こどもミュージアム”や”こども起業家育成”の次なる展開の可能性の芽見つかりました♬

アートを観る力は、いろんな方向から「ものをみる力」や「感性」が磨かれていくことが期待できると言います。

例えば、このジュゼッペ・アルチンボルドの作品。
「お花で顔がつくられている」という事実。そして、「優しい感じがする、ホッとする」という主観的な意見や感情。
どう見るか、どう感じるかは自由。

先生が共有している画面に、それぞれが、書き込むことも楽しみました。何種類の植物が使われていると思う?など。 YouTubeの録画を観ることと違い、この生配信・ライブ感がとてもいい!

とてもインパクトがありますが、「よくみると冬だけどキレイ!」という反応もありました。
オンライン上では、子ども達の全体をつかみにくく、”場”の空気感をつくったり、誘導が難しかったりしますが、静かに鑑賞し集中したり、対話を楽しむ時間のバランスがとても良かったです。

その他、何種類かの有名な作品を鑑賞し、不思議な世界に対しての、子ども達の対話が”アート鑑賞”でしたよ〜!

現代、VUCA(ブーカ)(変動・不確実・複雑・曖昧)の時代と言われています。

世界・未来の見通しがきかなくなった時代に「正解」はありません。
「自分の視点」で物事を見て、「自分なりの答え」をつくり、また問うていく。
大人も子どもも、そんなアーティスト要素がとても大切なのではないか、とコロナショックを通じて改めて感じています。

そして、「”好きな作品”に出合うことが一番」だと、けんせい先生が教えてくれました。

他人から与えられたゴールではなく、自分の内側にある興味がタネとなって、子ども達の世界がひろがるといいな♡と思います。

ロボ団安達先生入室日のレポはこちら

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