BomBomTown【選挙】編

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▼レポート【選挙 編】▼

こども起業家をどうやって生み出すのか?という不安の次に、未知だったのが・・・選挙!

「まちのリーダー」を決めるということしか、子ども達には伝えておらず、「立候補者」がどのくらい出てくるのか未知数でしたが、なんと8名もいました♬

裏側の話として、BomBomTownのまちのリーダーを何と呼ぶかという議論もあり、こども市長?国王?町長?・・・・・まちのリーダーをみんなで決めるという市民体験なので、呼び方は何でもよかったのですが、かなりこだわったところでもあり、BomBomTownでは新しいイメージとなる「キャプテン」と呼ぶことになりました。

人に与える影響というのは、そこに存在するだけであるものですが、やはり立候補する子は、その影響力が大きく、人を巻き込み、「何かを伝える」ということがとても上手でした。

「選挙実行委員会」というお仕事があり、投票箱をつくったり、選挙の進行をしたりなど、まちのリーダーを決めるための裏方として、たくさんの子ども達が関わってくれました。

1日目の終了後、1階のホールに全員集合!

8名の立候補者の演説を聞き、投票です。このまちをどうしたいのか、具体的に何をするのか?しっかりと原稿を考えて堂々と演説している姿は、どの子も素敵だった!カッコイイ!!

 

ヒアリングを少ししたのですが、どうやって選んだの?と聞いたら「前会った時も、すごいしっかりしてたから、あの子なら大丈夫かなって思った」という返事。「やさしかったから。」という回答も。

演説だけ聞いて票を入れているわけではなく、リーダーシップを発揮し、良い影響を周りに与えていたキャプテンの日頃の様子も、ちゃんと判断基準になっていたという驚きがありました。

ちゃんと1人ひとりが考えて選択しています。

全員投票が終わると、アナログで開票作業。79票を獲得し初代キャプテンが決まりました!

彼は「絶対になりたい!」とやる気満々、決まった時はガッツポーズをして、次の日の意欲が会場全体に広がっていたのが印象的。すばらしいです♡

2日目。初代キャプテンの施策。ベーシックインカム。給与の10%税金を納めるまちですので1日目にたくさんの税金が集まりました。

放送局で案内し、学年ごとに、警察の前に取りに来てもらうスタイルでしたよ。

税金のバラマキだという声も聞こえてきそうですが、ベーシックインカムがうまくいっている国もある中で実際にやってみないとわかりませんよね。 この挑戦が素敵です。

続いて、税金を半分にする。税率が半分になることをどうやってまちに伝えていくのか。

現実でも10月に実際に税率が変わりますので、この混乱がリアルに近くてとてもいい感じ。(笑)

このために、リアル市職員は残業をして(ありがとう)5ボンクという新しい通貨を印刷したという裏話。

「5ボンクある〜!」というザワザワした感じ。税務署混乱!(笑) 他のお仕事の場所も大いにモタついている感じがまちっぽかったです。

いろんな場所で、ちゃんとヒアリングして、次々とまちの問題を解決していく初代キャプテン。時には、公的機関から「ちょっと聞いてないけど〜」という意見があると、ちゃんと再度話し合って、具体的施策を訂正している姿。見守る大人もとても勉強になりました!

このキャプテンの施策が良い悪いではなく、原因はいまから分析しようとしていますが、今年のまちは「ハイパーインフレ」となりました。お札が3階から降ってきたり(本当です)、寄付や募金が自然発生したり、ボンクがメモ帳になっていたり・・・・・

お金がありすぎるとこうなるのか!!!!という、体験。面白かった〜

あと1日あれば、お金を大量に消費できるゲームセンターとか?いいねと大人達で話していましたよ(笑)

1人ひとりの選択、行動でまちが変わっていくのだという体験を繰り返すことで、実際に自分たちがまちの当事者であること、自分たちで自分たちのまちを変え、面白くし、良くしていくことができるんだということが、少しでも伝わっていたら嬉しいなぁと思います!

この体験、学生にとっても、大人にとっても貴重だと思います。投票率上がるんじゃないかな?この中から将来議員立候補者も出てくるかも。

なんて、楽しい未来を想像しながら、初代キャプテンにみなさま大きな拍手をお願いします♡

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